海外作品もある名古屋のブックバー
2000年以降から、飲食店のサービスも大きく変化を遂げてきました。
そのなかでも若い方に人気となっているのがブックバーです。
1980年から1990年代後半まで、国内では新刊の発行部数が大きく減少しました。
若者の活字離れが顕著となった時期でしたが、昨今では毎年数多くの名作が誕生していることから、再び書籍の出版数が増加傾向にあります。
特に10代から20代の方々が小説等を購入されており、飲食店でも蔵書を備えてた新たなサービスが誕生するに至りました。
名古屋市熱田区で2018年に生まれた「言ノ葉堂」では、国内作品だけでなく海外の書籍も取り揃えています。
世界の名作を多くの方にお届けするという経営指針を掲げてるのが、「言ノ葉堂」です。
ここでは常時30000冊以上もの蔵書があり、その40パーセントほどがイギリス・フランス・イタリア文学です。
名古屋市内には数多くのブックバーがありますが、海外の書籍を扱っているのは「言ノ葉堂」のみです。
昼間はカフェとしても開店をしており、この時間帯ならコーヒーやパンケーキ・クロワッサンといった軽食を味わうこともできます。
午後6時以降はブックバーに装いを変え、スコッチやビール・ウイスキーを味わうことが可能です。
熱田駅前に店舗があり、お勤め帰りに立ち寄りやすい環境となっているでしょう。
ひとりで訪れるのはもちろんのこと、お友達や恋人を伴ってゆっくりと読書に浸るのもおすすめです。